2019年5月23日木曜日

「育てにくい子」「言うことを聞かない子」はしつけの問題じゃないかもしれない【ADHD】④

育児は親だけでするものではない

今まで子どもの躾や教育でたくさん悩みました。
どう育てていいのかわかりませんでした。
しかし大切な我が子を育てない訳にはいきません。
大切だからこそ、将来が不安で悩むのです。

悩んだり困ったときも
我が子なんだから自分で育児をしなきゃいけない
そう思っていたのですが、
療育機関に行かせたり特支に行かせたりする中
自分では行き届かないケアをしてくれている先生たちの力を思い知りました。

頼れるところは頼っていいんだ!

そう考えるようになりました。

落ち着きだす、成長を感じる

療育機関に通わせて
より一層成長を感じるようになりました。

年齢的なものもあったのかも知れません。
療育機関で他の年下の利用者さんと過ごす中で
しっかりしよう!という気持ちが芽生えたのかも知れません。
色々な要因があったのかも知れませんが
何より息子がのびのびとしているように見えたのです。

私自身も肩の力が抜けて
のびのびしているのかも知れませんが
私たち家族の中で穏やかな空気が流れだした気がしました。

あまり怒らず、上手くいったことは褒める。

そんな風に過ごせるようになったのは
第3者が育児に関与するようになって
親の仕事としてやってきたことが減って
気持ちに余裕ができたからだと思います。

小さな成功体験を繰り返すこと

普通学級にいた頃は周りとのギャップで
出来ないことを出来るようにしなきゃとか
追いつかなきゃとかで
いつも焦っていました。

特支に行かせてからは
本人のペースで出来ることから少しずつ取り組むので
焦る必要はありません。

他と比べることもないので
本人が上手く出来たことに素直に褒めてあげることができ、
苦手なこともやろうとしてくれるようになり
挑戦してみたことに対しても
褒めてあげられる。

普通学級だとそうはいきません。
「できなくていいから、やって!」
といつも無理強いしていました。

出来ないのにやらされる
自信を失くす
やりたくない
自分をダメな奴だと思う
(自己肯定感の低い子になる)
やりたくないことをより拒むようになる
親は余計に焦って無理強い
やはり出来ないのでより自信を失くす

このループは自分のペースに合っていない教育を受ける限り
繰り返されると思います。

出来ることから始める
上手くいって褒められる
自信がつく
(自己肯定感がつく)
もう少し難しい事にチャレンジしてみる
更に自信がつく

このループに持って行ってあげることが
親の大事な仕事です。

最後に

うちの子はまだ小学6年生なので
この先どう成長するかわかりませんが
今後も我が子の成長を通して感じたことを
発信して
子育てに悩む親御さんの力になれたらいいなと思います。

今後は様々な出来事を深掘りした記事を書こうと思っています。
ご意見、ご感想よろしくお願いします。


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